Haskellはどんな業界で使われている言語か?

高階関数やカリー化、リスト内包表記など、さまざまな特徴的、かつ便利な機能を有している一方、学習コストが高いと考える人も多いHaskell。国内では専門で扱うエンジニアの数も少なく、フリーランス業界では案件数も絞られています。実はHaskellはとても汎用性の高いプログラミングで、多くの業界・サービスにおいて活用することが可能です。そのバグの起きにくい性質やシンプルな構文から、特に信頼性やスピードを求められるプロジェクトに多く用いられています。例として挙げられるだけでも、航空業界やセキュリティなど防衛システムの構築、金融業界、ソフトウェア開発企業のスタートアップからハードウェア設計に至るまで、さまざまな分野で活躍しています。一般的な企業での製品・サービス開発では「Haskellエンジニアがほしい!」というケースは少ない傾向はありますが、一定以上の高いスキルをもったHaskellエンジニアを有していると、非常に幅広い分野のプロジェクトにおいてその価値を発揮してくれるでしょう。

Haskellが使われている具体的なサービス例

主に関数型言語として理解されているHaskellですが、その非常に強力な「型付け」のおかげで、プログラムの副作用も管理できるという特徴をもっています。そのため、バグが少なく、強固でメンテナンス性の高いソフトウェアづくりに多く活用されています。あのFacebookにおけるシステム悪用対策のセキュリティシステム「Sigma」もHaskellが使用されており、これはその型付けによるバグの少なさと、Haskellのコンパイラである「GHC(Glasgow Haskell Compiler)」の拡張性や成熟性がFacebookから高く評価された結果ともいえます。また、インターネットプロバイダサービス「朝日ネット」の認証サーバにおいてもHaskellが使用されており、やはりセキュリティ性の高いシステムにおいて用いられることがほとんどです。フリーランスエンジニアの求人では、同じ理由で金融業界のシステム開発で必要とされることが多く、案件の母数は多くありませんが、そのスピード感や信頼性から、非常に評価されている言語のひとつです。

Haskellで書かれたWebフレームワークについて

Haskellのフレームワークといえば、代表的なものとして挙げられるのは「Yesod」「Happstack」「Snap」もしくは「Apiary」などでしょう。なかでも「Yesod」は、Haskellフレームワークのなかでも歴史があり、「Snap」と並び、もっとも多くのプロジェクトにおいて使用されているフレームワークといえます。どのフレームワークを使用するかは好みでも分かれますが、現在ではSnapに比べYesodの方が処理速度が速いとされており、使用するエンジニアの比率としては高い傾向にあります。また、Haskellの大きな特徴である処理速度のみを活かす点においては、「Apiary」がもっとも適しているともいわれていますが、汎用性・機能の豊富さなどからYesodが使用されることが多いです。精通したエンジニアの数が少ないHaskellですが、そのフレームワークは、しっかりと使いこなせれば、Rails・PHP・Node.jsなどよりもパフォーマンスに優れているともいわれています。

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